2011年12月9日

2011年日本に起きた「ソーシャルメディア革命」と、2012年の展望



2011年は「(企業の)ソーシャルメディア(参入)元年」と言うべく1年になった。企業はFacebook、mixi,twitterに参入し、積極的にマーケティングを行う姿が11年後半はより活発的に見られるようになった。


個人的にはこれらは、表題の「ソーシャルメディア革命」とは考えていない。2011年起きた事象として個人的に最も興味深く、今後に大きな影響を与えた現象は、ソーシャルメディアの利用が「遊び」ではなくなったことだ。


これまでは日本ではmixi、twitterが多くのユーザーに使われていたが、極端な表現になるが「子供の遊び」、「社会人の息抜き」と言ったようなポジショニングであったと考えている。


そこに2011年は
①Facebook(実名SNS)の活性化
②「シェア」という概念の一般化
③ソーシャルメディア上での「ネットワーキング」や出会いの機会の活発化
④企業のソーシャルメディア参入が活発化したことにより、
ソーシャルメディアの個人的利用が社会的地位を得たと考えている。この現象が与える影響は非常に大きいだろう。


(広義の)社会人の利用拡大によるソーシャルメディアの利用拡大
 →ソーシャルメディアの拡大による、企業側の参入の増加
  →企業参入によるコンテンツの増加によるソーシャルメディア利用者の拡大


というスパイラル現象が起き、ソーシャルメディア自体が社会に与える影響力が2012年急拡大する可能性がある。
その一つの手がかりとして、日本のソーシャルメディアの利用率を他先進国と比べるとまだまだ「伸びしろ」があると見ている。下記はFacebookの利用率を表した一覧である。




あくまでこれは「Facebook」という限定的な指標だが、アメリカ、イギリス、カナダは50%前後、ドイツ、フランス、イタリアが30%前後、平均で約40%という数字が出ている。


日本はFacebookの普及が遅れている為、全盛期のmixiの数字と比べて見ると、ピーク時2000万MAUの計算で15,7%になる。※日本には他にもモバゲー、GREEと行った「ゲームSNS」が有る為これらをどのように扱うか、という部分は重要な議論だが、「ソーシャルメディア」との違いとし、分けて考えている。


2011年は社会人の一般的利用が拡大したことで、「ソーシャルメディア」が社会的地位を確立したことは、定性的に非常に大きなインパクトを与えている。


2012年はその定性的な部分が定量的に反映されると詠んでいる。またその影響により(先ほどの話しに戻るが)来年は更に企業のソーシャルメディア参入の活発化するだろう。来年以降はその影響力の拡大から少なくともBtoCのビジネスに置いては短期的売上、利益が上がらないという理由でソーシャルメディア参入を先延ばしにするという行為は避けられなくなる。


貴方の会社は既に本格参入を果たしているでしょうか?
もし果たしておられないのであれば、直ぐに開始されることをオススメする。これまでのFacebook、mixiに加えて先日リリースされたGoogleページ、今朝方twitterのブランドページがリリースされた。
これにより企業がソーシャルメディアでのマーケティングを行わなければいけない理由はまた一つ増えた。


2012年は企業が「ソーシャルメディア担当を専任で付けなければいけなくなる元年」となるだろう。

2011年12月2日

ソーシャルコマース時代に企業・個人が情報発信に関して考えるべきこと





韓国でサイト上での販売個数を水増しし、あたかも「人気商品」であるかのように見せる手法が多発しているようだ。情報元は中央日報。


日本はまだこのような事件は大きく報じられることがないが、今後ソーシャルメディアが発達していく中で、同様の事件が起きないとは言い切れない、いや、必ず起きるだろう。これらの事件はなかなか表に出づらいものであり、非常に質が悪い。今回500万-700万ウォン(約50万円)という過怠金処分を下したとのことだが、未然の防止が難しい事からも、より厳しい処罰を行なって欲しいものだ。


ソーシャルコマースにおいて起きるべきでないことは発信される情報が「勘違いを招く」ということ。「~だと言う情報が書いてあったので買ってみたら、実は~だった。」「人気の商品だから品質に間違いないだろうと思って買ってみたら~だった。」といったことである。これらは何処までが戦略で、どこからが反則で、、、、と言う決まりは非常に不明確な所ですが、ソーシャルコマースの中心である「消費者」に置いては常に中立な立場であって欲しいものだ。


今回ご紹介した企業側からの意図的な水増し行為は言うまでもないが、情報を発信する企業側はもちろん、一般消費者側として個人のレビューや、コメント、つぶやきや投稿などが見ている人に影響を与え、悪意なく「勘違い」を起こす可能性は否定できないのである。今後ソーシャルコマースという概念の普及に際して企業側が個人に対してレビューを記載する機会を与えることが増えていくだろうが、その際に是非とも下記を参考までに思い出していただければ非常に幸いである。


客観的な観点から述べる
「何故そう感じるのか」、「こういうシチュエーションで役にたった」、「ここがこういう風によかった」など、レビューに客観性・具体性をもたせることは重要。そうすることで読む人が「勘違い」することも減り、また説得力のあるレビューになることだろう。


情報元の開示を行う
何かの情報を参考にしている場合は、情報元を書くことは大きくプラスに働くだろう。
1)発信する情報に説得力をもたせることができる。
2)間違った情報を流した時の貴方の盾になってくる。
誤った情報を拡散することは誰にでもあることだが、情報元を開示することで、「この情報源が間違っていた」とすることになる。罪がなくなるわけではないが、貴方の罪を軽くしてくれることでしょう。
 
感情に任せたの投稿を控える
個人的にはiPhoneアプリのレビューで感情に任せた表現は大げさな表現になりがちで、必要以上に商品をよく見せたり、悪く見せたりしがちになると考えている。対応策としては上記にも記載したが、客観的な観点からの投稿をして欲しいものだ。


自分の情報に対して「責任感」を持ち、無作為な情報拡散をしない
以前震災の際にtwitter上で悪意なくRetweetした情報が全く架空の物だったり、嘘の情報だったりという事があり問題になったことがあった。自分の発信する情報は常に自分のリアルの友達及びフォロワーと言う自分の知らない誰かが見ており、その人達に影響を与える可能性がある事を自分で認識しなければならない。
価値のある情報はもちろん人に評価されるのは勿論だが、その反面誤った情報、誤解を招く情報は人に対して不利益を与えるという事をしっかり認識しないと、情報を流している貴方はソーシャルメディア上で信用されないばかりか実名性で行なっている場合はそれがリアル世界での不利益を及ぼし兼ねない。


ソーシャルメディアとは他人に、そして自分にどのような影響を与えるのかを理解し、自分も他人もプラスになる、ソーシャルメデイアの活用をい心掛けて行きたいものだ。



2011年11月15日

GoogleページをリリースしたGoogle+の今後




最近Googleページがリリースされ、Googleページまた最近話題ですね。(そうでもないですか?笑)母国のアメリカでは今後のSocialMediaがどのようになっていくか、という論議は活発だったようです。


自分がみたアメリカのニュースでは、「Googleはインターネットの全てを網羅しており、Facebookはソーシャルメディアというインターネット一分で人気があるサイトなだけで、Googleがその気になればFacebookを覆すのは簡単だ!」というのが印象的でした。


「Google+ってどうなの?」という質問を受けたので個人的見解を書こうと思います。結論から書くと、現状のままではGoogle+は(少なくとも日本にはに関しては特に)Facebookから、マーケットシェアを奪っていくことはできないと考えてます。理由は以下の通り。


理由①Facebookとtwitterの良い関係
現状Google+の進む先にはFacebookとtwitterが先行して走っているが、その2つが現状は「良い関係」を築いていると言える。
共にフローなニュースフィード/タイムラインを持ちながらも時間の流れ、友達の枠組みの違いから使用用途が異なっており、ユーザーの取り合いが起きていない。Google+はどちらかといえばFacebookに近い形状になるが)友達との関係性、投稿内容の気軽さ、や情報フィードの速さ(ニュースフィード/タイムライン)からもtwitterと競合するだろう。


現状は日本に関しては特にtwitterは最も人気のあるサービスの一つであるのは間違いないし、日本に限定せずとも特徴の強さから「twitterでしか楽しめない」楽しみは非常に多いため非常に手強い。


Google+が伸びた場合Facebook、twitter、Googleの三つ巴になるだろうか?twitterはFacebookと共存できて、Google+とできないのであれば、Facebookと共存することを望むだろう。


理由②斬新性のなさ 
現状Google+には「新しいこと」が何もない。twitterは「今」を共有しあえるという新しい楽しさを生んだし、Facebookは「実名SNS」としてリアルな関係を構築するという概念を生み出した。


GoogleページはFacebookページそのままだし、Facbook同様にゲームを楽しみ、音楽が無料で聞ける様になっても、、、「新しさ」はない。(もちろん圧倒的な情報コンテンツが提供できれば話は別だが、先にプラットフォームとして確立しているFacebookを追い越すのは厳しいだろう。)


Google+の武器は検索エンジン、Gmail、Youtube他自社サービスとの融合であり、それは強力だがGoogle+を使わなくてもそれらを使うことはできる。斬新性がないと流行らないのか?と言われればそうではないかもしれないが、それ以外に大きなインパクトを与える理由が必要になるだろう。


理由③ソーシャルメディアは直ぐには他のサービスに動きたがらない
mixiはピークは過ぎながらも月間アクティブユーザーでFacebook
3倍の1500万人がおり、地方では特に未だmixiが根強く残っている印象だ。


1年ほど前、友人になぜmixiではなく、Facebookをやらないのか聞いたところ、「mixiにこれまで書き込んできた写真や日記、レビューはどうしてくれる?」「これまでのmixiでの友達は・・・?」 という反応が返ってきた。因みにその友人は未だFacebookを始めていない。


Facebookをmixi同様自らの友達や書き込みを蓄積させるサービスという意味で同様と考えると簡単に移行したがらないと考えるのは普通である。(その意味で先日Facebookで公開された「TimeLine」は他のソーシャルメディアに移ることに対して効果的に働くだろう。)


現状Facebookを始めたユーザーが多い(若しくは重い腰を上げてmixiから移行してきたユーザーが多い)状況で、そこから更に現状サービスの特性は大きく違いの無いGoogle+をやるだろうか?
答えはNOである。


幾らネット世界を牛耳るgoogleとは言え、先にFacebookが入り込んでい市場(相手の土俵)で、サービス的にも似通っている現状では横綱に勝つことは出来ない。


Google+が狙う市場はまずはFacebookではない。four square , instagram , Linkedin などといった、Facebookとは直接競合にならない新しい付加価値を持たせることがまず第一歩。それすら出来なければ、GoogleBuzzと同じ道を歩んでいくのは間違い無いだろう。


もし自分なら・・・・?
時間とお金は掛かってもFacebookより「現実に近い」世界をインターネット上で作りあげる。例えばセカンドライフやサマーウォーズのような・・・?


兎にも角にもGoogle+には早急な方針の転換を願うばかりだ。



2011年10月16日

【iPhone5が欲しいユーザー必見】iPhone4Sが「買い」でないと判断した理由は5発売時期と「実質金額」





先ほどiPhone4Sの実機をSBショップで
触ってきた結果、考えておりましたが今回は見送ることにしました。


その理由を下記に記載していきたいと思います。
ご参考いただければ幸いです。


※大きな画面で使いたいので5発売後に買うのはほぼ確定しているのが前提です。


①カメラ性能
こちらは4に比べて明らかに性能がアップしております。ラインがとてもシャープです。正に発表の際にあった通り「携帯電話にこんなカメラが!?」と言った性能。動画もとてもキレイに取れます。
A5プロセッサ(CPU)の効果もあり、立ち上がりもスムーズです。
ここは個人的にもとても高く評価しました。


②ネット回線速度
先日からau端末とどちらが早いか?という論争はtwitter上を駆け巡っておりますが、正直3Gでつなげる範囲ではそれほど大きな違いは感じませんでした。(新宿近辺)
回線がつながってからの処理速度は明らかに早くなっているものの、逆に言うとそれ以上の違いはありません。これに関しては場所やインフラに起因するものなので、あくまで「現状」の域をでませんが、短期間でそれほど改善されるものではないでしょう。


③iPhone5の発売の時期
これはまだ噂の段階を抜けないが、「iPhone5が来年のWWDCで発表される可能性が高い」という記事を見かけた。
来年のWWDCの開催は6月10日~15日が濃厚。
となれば、長く見積もっても4Sを使う期間は9ヶ月という想定になる。そもそも自分にとって(5を我慢出来ない人にとって)は4Sを使う期間は極端に短いはず。


④金額
正直今回の決定した理由はこちらがほぼ占めている。US199ドルと言った金額は円高の影響もあり普通に考えれば16,000円!?
と考えていてもし近いくらい安ければ、替えてもいいかなーというのが正直なところでした。


しかしながらSB/AUともに実質無料を押し出してはいたものの、今回に関してはiPhone5への切り替えはほぼ間違いない為どうしても「残債」が気になる所。という訳で、切り替えた時の金額をお店に聞きに行って来ました。


「えーっと16ギガで1,920円ですね。」


。。。。実質46,080円!?
ちなみに32Gだと2,400円、64Gだと2,800円


※買うなら32GBの予定=57,600円 た、高すぎる。。。


仮に使用期間の9ヶ月で割るとすると、6,400円/月(;・∀・)
発売直後に5を変えたとすると残る残債は、、、2,400×15ヶ月で36,000円。。。




<総括>
今回のiPhone4Sに関しては、アップルに罪はない。(SBにも罪はない。)フォーカスしていないSiriはとても素晴らしい機能という噂だし、全体的にみて確実にiPhoneは、「過去最高のiPhone」であることは間違いない。(正直ちょっと物足りない感はあったものの)


しかしソフトバンク側の戦略上どうしても機種代が高くなる。今回のアメリカの金額を考えると確実に4Sはもっと安い。
(46,080円と比べると実質は半額以下だ)


「機種代実質無料」は全期間の2年間を使い切るユーザーに対しては素晴らしいサービスだ。


しかし熱心はiPhoneユーザーはより多く新しい機種に切り替えたいというのが正直な所。
その意味で今回の4Sは「つなぎ」になる可能性となるためデメリットが非常に多く、4Sを買うのは強くオススメしない。


個人的にも故障で絶対に直ぐ必要な状況を覗いては多分買わない。もしどうしても欲しければ海外から買うと思う。


だって日本で買うと299ドル(23,000円)が36,000円になるんだもん。。
※実装場ベースではないですが、どうしても割高感を感じてしまいます。


5を狙っているユーザーの参考になれば幸いです。
個人的には5を大人しく待ってSBで買おうと思います。



2011年10月5日

<速報>iOS5の新機能15個をまとめてみた!

iOS5の新規能がリリースされたので、早速まとめて見ました!
といっても悪魔で内容は謝って日本のアップルのサイトにアップされていたものです。

情報参照元はこちらですw
http://www.apple.com/jp/ios/ios5/features.html


①imessage iOSデバイス全てでこれまでのSMSが可能。
②NewsStand  一つの本棚に興味のある情報を直ぐに入れられる。
③スケジュールリマインダー機能(todo リスト)
④twitterが標準装備
⑤カメラ ロック画面でも、カメラアプリケーションがすぐに起動するように。
⑥写真 画像処理機能を強化。
⑦safari 広告や不要なものが表示されない
⑧PC Free すべてのiOSデバイスがコンピュータから独立する!
⑨新たにボールド、イタリック、下線などを使ったテキストの書式設定ができる、重要なメッセージへのフラグの設定が可能。
⑩カレンダー タップでイベントを作ったり、ドラッグで日時や所要時間を調整できるようになる。
⑪Game Center プロフィールでは、写真を公開できるように
⑫Wi-Fiシンク Wi-Fi接続で同期が可能!
⑬iPadのマルチタスキングジェスチャー 4本または5本の指先で上へスワイプするとマルチタスキングバーが表示!
⑭iPad 2のAirPlayミラーリング iPad 2にあるものをなんでもApple TV経由でハイビジョンテレビにストリーミング配信!
⑮アクセシビリティ 運動、聴覚、視覚、認知に障がいのある方にiOSデバイスをさらに活用していただけるように!

iOS5のリリースは10月12日。

今からリリースが楽しみですね!

2011年9月15日

直近のFacebook関連ニュースのまとめと年内のFacebookユーザーの増加を大胆予測!

 ここ最近Facebookのニュースがこれまで以上に目立っている。ここ1週間の大きなニュースをまとめて紹介したい。先日月間500万ユーザーを突破した、Facebookユーザー数の年内の伸びを予想してみようと思います。まずは1週間前の売上高倍増のニュースから。


ニュース①

 Facebookの売上が前年同月比倍増の16億ドル、上半期の純利益5億ドルという業績が発表された。1000億ドルとも言われる株主評価額に比べると、決して高い数字とは言えないが、その期待に応じるスピードで成長していると言えるかもしれない。



MMD(モバイルマーケティングデータ研究所)がモバイル・インターネットwebによるオンライン調査にて620人を対象に、Facebook・Twitter・mixiの利用調査を行った所、「Facebook」33,5 %、「Twitter」33,1%、「mixi」16,5%であったとのこと。これまで様々な調査を見てきたが、Facebookの利用率が最も高かったのは、今回が初めて。一般的且つ幅広いユーザーにFacebookが広がっているのを強く実感することができる。また同調査にて「Facebook/mixi利用者の実名公開レベル」、「ログイン頻度(Facebook/mixi)」が公開されておりましたので、下記ご参考ください。

MMD研究所調べ

Facebookの実名性の高さが非常に目立ち、mixiが「知人にわかる範囲のニックネームで登録している」が非常に多く、サイトの特徴を大きく反映する結果となった。


MMD研究所調べ
今回はFacebookmixiの比較になるが、比べるとFacebookの利用頻度が非常に高いことが伺える。またmixiに関して「(ほぼ)毎日使っているユーザー」、「週に一度使うユーザー」、「ほぼ使っていないユーザー」で、大体ではあるが3分割されている印象だ。


ニュース③

Facebookの「友達リスト」が進化 “親密度”を表示に反映


 こちらは14日のニュースですが、今回「スマートリスト」「親しい友達リスト」「知り合いリスト」の機能を追加し、“親密度”に応じたカスタマイズが可能になるとのこと。※日本では17日以降段階的に適用していくとのこと。
これまで日本では「実際にあった人限定」で友達になっているユーザーの割合が非常に多い印象だが、この改善にのより、「友達」のハードルが下がり、「ネット上のみのやり取りのユーザー」も「知り合い」友達として広がっていくのではないだろうか。


ュース④

Facebook、友達以外もフォローできる「フィード購読」機能を導入

 

 これは先程のニュースであるが、Facebookに大きな機能の追加があったようだ。(まだ自分のアカウントには反映されていない。)Subscribe(フィード購読)」が追加され、twitterのようにジャーナリストや著名人、政界人などのフィードを追跡することができるようになるようだ。大きく違うのは、「Subscribeボタン」が表示されているユーザーの友達や知り合いでなくても、ボタンをクリックしてそのユーザーの更新情報を閲覧できる点で、関心のある人物のコメントやオンライン活動などの情報をいつでもニュースフィードで入手できる。しかしながら(もちろんだが)、公開される投稿は「Public(公開)」に設定しているコンテンツに限られる。



ニュース⑤

 こちらは昨日のニュースですが、日本における月間アクティブユーザー数が500万人を突破したと発表した。400万人の突破は正式発表されていない為、正確にはわからないが、Socialbakers(テキストリンク)にて日々数字を追っていく中では8月10日前後に400万人を突破している。現状のSocialbakers463万人、で数字の更新がおおよそ10日に1回ということを加味しても恐らく1ヶ月半~2ヶ月以内に100万人が増加していると言えるだろう。

 これまでのtwittermixiを参考にしたところ、日本では600万~700万人を超えたあたりで「キャズム」を超えると言われており、その後飛躍的に会員数が伸びる傾向がある。そのため遅くとも1ヶ月半~2ヶ月以内にその圏内に入り、年内にも飛躍的に会員数が伸び始めることが予想される。その為年内にてズバリ750万人まで増加するのでは、と予測している。

 今回は関係性が薄い為紹介させていただいておりませんが、今朝方Facebookの米国のIPOの延期の報道があった。(起因はGroupon同様、アメリカ経済の先行きによるとのこと)これらのように「世界の巨人」Facebookの大きなニュースが毎日のように見ることができる。
 その中でも今回の紹介した中で注目したいのは、機能の追加、改変のニュースが2つもあったことだろう。大きいプラットフォームになりながらも、常に細かい修正と機能の追加が行われている印象が強く、日々変化を遂げている。そんなFacebookに今後共注目して行きたい。

2011年8月27日

【1兆PVレポート】Facebookの使用頻度はtwitter,Linkedinの30倍以上

気軽に更新出来るブログに更新することに方向性を変え、より多く更新することに挑戦使用と思います。これからはニュース記事を中心に書いていこうと思います。

ニュースと言えば今日Facebook が6月のPVで1兆PVに達したことが伝えられましたね。恐らく単体ドメインとしては世界初の快挙でしょう。Facebookさんおめでとうございます!

「1兆」という数字までになると数字のイメージがつきませんよね?わかりやすい説明を見つけましたので、見てください。 http://bit.ly/px6CYq
個人的にはビリオンとトリリオンにここまでの違いがあることに驚かされました。ブログはドル札のため日本円に直すと丁度国家予算くらいになるわけです。そう考えるとこれくらいなのかな。。。因みイラク戦争にこれまで使ってきた合計の金額は1兆2000億円でそれを上回る数字。。


1兆も凄いのですが、その中身が凄いのがFacebook。今日発表された 「The 1000 most-visited sites on the web」
http://www.google.com/adplanner/static/top1000/index.html の中でユニークビジターあたりのPV数を計算すると、ざっとこんな数字になりました。



一番右の数字をみていただくと非常にわかりやすい。会員ではなく、一回だけfacebookページにアクセスしただけの人を含めても一人あたり平均1150PV、1日あたりで38PVが出ています。この数字はtwitter,linkedinの1ヶ月の指標を上回っており、単純に数字を見るとFacebookユーザーは上記2サイトの30倍以上活発に動いているということになります。そう考えると凄いですね.正に会員数も使用頻度もダントツでナンバーワンと。もう言うことは何もありません。


そんな中意外かもしれませんが、国別会員数では一部の国ではマイナスに転じ始めてきております。(Socialbakers)

何れも対人口比率の30%を超える国々ばかりですし、当然の結果。髪は多すぎれば自然と抜けていく笑 それよりも今日本を始めとした小さい髪の毛は生え続けています。恐らくPVはまだまだこれからも伸びていくでしょう。

次回のブログで記載しますが、8月、日本では大きなターニングをポイントを超えたと個人的には考えています。それではまた見に来てくださいね。





2011年7月22日

【Facebookマーケティング】米英日のファン数が多いFacebookページを徹底分析!

今後複数回に分けて、日本を含む世界のFacebookページの動向を様々な角度から分析し、日本のFacebookページの動向を予測して行き、考察を述べて行きたいと思います。


今回Facebookの母国である米国と、米国同様に対人口使用比率が50%近くであり
総アクティブユーザー数も4位の先進国である英国を日本の比較対象として挙げさせていただいた。


Facebook国別アクティブユーザー率ランキング
現状Facebookの対人口使用比率ベースで日本は他2国と大きく乖離しており、
(日本の対人口使用比率は3%程度)日本では使っているユーザー層も限定的と言える。

しかしながら、今後(2012前半~中盤)キャズムを超えるとサービスになっていく中でユーザーの使い方自体が2国に近い使い方になり、それに伴いFacebookページのいいね!をするページ数も近くなっていくことは少なからず想定出来る範囲だ。

桜丘製作所が提供するFacebook JapanInsideのランキングデータを元に、
2011年7月20日時点で上記3カ国のfacebookページの国別ランキングでファン数が多いジャンルのTOP5をだしたのが下記の表だ。



<補足1>
英国2位のPublic figureとは、ミスタービーン、「The sting,ウォーリーを探せ、音楽のオーディション番組である。
<補足2>
アメリカのcompanyの部分もビジネス的に見える部分もありながら、
Coca-ColaStarbucksOreo、と行った一般消費財がメインだ。

この時点で米英と日本で大きな違いにお気づきだろうと思う。
2国がダントツでトップであるMusician/band のジャンルにて、
日本は5位。比率にして35%:50%なのに対して、日本はわずか8%である。

以前レコード関連/芸能関連で長く従事されている方に
お話をお伺いしたところ、現状の日本の芸能界がFaccebookへ動くには柵があり、
有名アーティストは直ぐに動かないのではないかと意見を頂いた。

反して米国はどうかというと日本でも最近話題のLady Gagaは、
ファンページとして4,000万を超えるファンを抱えており、
Facebook上からの商品販売に関しても非常に積極的だ。

深堀りする為に参考までに日本の全てのジャンルの中からTOP3ジャンルを取り上げ、各ジャンルにおける上位3ページを挙げたところ下記のような図になる。


国内TOP3ジャンルの上位3ページ


まず海外のようなアーティストらしい色もなければ、テレビ番組と言ったイメージとは程遠い。2国と類似している点があるとすれば、コカ・コーラがアメリカ/日本共 にランキングに入っている部分のみである。

上記の図を見ていただくと、一般的知名度が高くないサービスが(ジャンルは限られるが)日本のFacebookページの上位の約半分を占めていると言える。
Facebook上ないしはネット上で戦略的にマーケティングを行っている商品・サービスのページが上位に食い込んでおり、知名度がなくとも国内TOPクラスのファン数を持つこと は現状においては不可能ではないのである。

しかしながら圧倒的にファンを集めやすいエンターテイメント、アーティスト関連のサービス、商品のfacebookページがそのメリットを受けていないのである。

日本のエンターテイメント・アーティスト・タレント系の方々は、今後日本で盛り上がっていく中で、Facebookページを活用したマーケティングを行わない事は大きな機会損失になるのではないかと想定する。

元々Facebookページは3月まで「ファンページ」という言い方をされていたのは記憶に新しいし、米国では少なくとも「fanpage」という表現が一般的だ。実質上ファンページは正にファンとのコミュニケーションの場になっているのである。

参考例として日本でも著名な三人のウォールを確認してみよう。

いずれも数千万のファンを持っているとは言え、
一つの投稿により、数万人が投稿に対してのアクションを起こしている。
(アクションとは「いいね!」やコメントを指す。)

しかもその投稿は極日常的なモノが多いにも関わらずだ。

ファンは本人とネット上とは言え直接触れ合える機会を楽しんでいるのである。

上記はファンとして分かりやすい「アーティスト」にフォーカスしたが、
それ以外のジャンルも現状は少なくとも多くのファンを抱えながら、
放置しているのが非常に残念でならない。

コミュニケーションをとり、ファンを活性化することで、ファンがファンを呼ぶことでファンが多くなるというスパイラルを作れている企業がどれだけあるだろうか?


Facebookの直接事例ではないが、「Lady Gaga」は震災後の日本に力を与えるべく日本にやってきて(コミュニケーションをとり、マスコミに取り上げられファンを活性化することで)どれだけ多くの人を影響し、どれだけの日本人が彼女に共感し、ファンになり彼女の音楽を聞くようになっただろうか。

裏返したような見方になるかも知れないが、少なからず日本で大体的に広告を出すことなく圧倒的な知名度を獲得したのである。しかも知名度だけではなく多くの「ファン」を手にしたのである。

米国・英国を参考とすると、そのように「人に影響を与えることが出来る」
その為のコミュニケーション手段としてFacebookページは適したツールと言えるだろう。

より早いスピードで多くのファンを持つ商品・サービスがそれを活性化することに価値を見出し動き出すことで消費が増えることを願ってやまない。


2011年7月18日

「宅麺.COM」に行ってきて感じた「皆に応援される理由」と「サービス成功の8つの要因」



今日はソーシャルメディアを活用したプロモーションに成功している
「宅麺.COM」さんの成功事例をご紹介させていただきます!

<前置き>
ソーシャルメディアの発達は言うまでもなく「webサービスの成功」においてはサービスの有用性勿論、
これまでよりもより「どれだけweb上で話題になれるか?」という重要度が以前より増しているは間違いないでしょう。しかもスタートアップであれば尚更大きな予算はかけられないのが現実。
当然の如く「コストをそれほど大きくかけないで」という条件が付きまわります。

「webサービスの利用者を無料で増やす11の要因」
これに多く当てはまるサービスは当然利用者は増えやすいですが、そのなかでも
9.にあるevernote、twitterが流行ったきっかけは正に、「バズ・バイラルマーケティング」と言えるでしょう。
(※聞かれることが多いので、今度機会がある時に「バズとバイラルの違いを説明しますね。)

<ここから本題>
そんな中、最低でも1日1回は「宅麺なう」、「宅麺うまい」
と言ったつぶやきを見るようになった今日この頃、
宅麺をアイコンにされる方、だれかが宅麺とつぶやくとRTをする方々も非常に多い。
先日参加した朝活でも話題となり、やはりここでもサービスを絶賛されていた。

素朴に「何故、宅麺はここまで皆に噂をされるのか?」
と疑問だったので、つぶやいてみた!
そしたら全然面識のないおかきさん
RT頂き社長の井上さんにつないでいただきました
更には社長の井上さんからメンションが! ψ(´ڡ`❤)


「社長が仰ってるんだからここは素直に行くしかない!」笑
もう、この流れソーシャル的にはお約束ですが、今回は本当に嬉しかったです。
おかきさん、ほかRTいただけた方々この場を借りて御礼申し上げます。


いえいえ全然お邪魔じゃありません。
ということで先週グルメイノベーションさんに、
図々しくもお邪魔して参りました!!
席につくや否や井上さんから「何にします?」と、
噂通りの対応!笑
こういう瞬間ってどことなく嬉しいんですよね。笑

早速どのようなマーケティングを行ったのか
教えていただきました。

とても印象的だったのは行った施策に対して、
「正直それほど(今のような多くの方に呟かれている状況を)狙ってなかった」という事。
あれ・・?と思いながらも、初めてあった自分に包隠さず
行った施策を教えていただけた事を考えると、
正直本音であるに間違いない。


宅麺さんが行われた施策して実施されたのは下記。(必見)
・友人や興味のある人に事務所に来てもらって宅麺を実際に試食してもらう。(丁度僕のような感じ)
・宅麺ハウスパーティー。
・東京ラーメンショーで五万枚の宅麺チラシを配布。
・グルーポン系サービスへの出稿。
・イベントのフードスポンサー(特にネット系のイベントが多かったとのこと)
検索したら直ぐに出てきました

ご自身的分析では仕事柄友人や仲間もIT系の方々が多く、
twitterなどを使って自分から発信しようとする人が多かったのはあるだろう、とのこと。

功を奏した戦術としては、恐らく「徹底的に」ネット系(twitter系?)ユーザーに対して、
アプローチしたことで、発信者が増え現状のような状況を創り上げたのは大きな成功の要因として挙げられるかと。

個人的に美味しい意外にもどこか「宅麺を食べるのがオシャレ」といった印象を
受けている自分としては、これだけでは「宅麺」プライオリティ理由付けまでは至っていないのが
正直なところだが、それもひょっとしたら発信者がIT系の人だからなのかなぁ?と独り言。

そんなこんなで予想以上に真面目な話を伺っていたら
一本気さんのラーメン
ラーメンが出来た!

今回は僕が「家系好き」なため一本気さんを頂きました。

食べる前に井上さんから一言。
「こうやって器の宅麺が見えるように写真をとってくださいね(半笑い)
ラーメンがのびるので、食べてから投稿してください。
っていつもこれはお願いしてるんです(笑)」

って「これだ!」って個人的に感じました。
こういう細かいこだわりってビジネスをやる中で
とても重要だなーと。



と、とと一口食べると、、、一口で勝負がつきました。
(;・∀・)
「美味い!」

オリジナルは食べたことないので具体的にかけず
説得力が欠けるのが本当に悔しいところですが、もうとにかく信じられないくらい美味い!
「これが家で食べられるのであれば、確かに流行るな」と直感で思いました。
麺は再現が難しくなさそうな印象でしたが、、スープが全然違う。
恐らく店で食べてもほとんど変わらないんだろうと思いました。

スープまで完食!

井上さん「ほら、やっぱり美味しいモノ食べると幸せになるじゃないですか?」
(確かに。このラーメンなら幸せになる)

「僕、性格的に並ぶの嫌いだったりするんですよね、だから始めたんですよ。」
(確かに。このラーメンなら遠いところ足運んで待って食べるのは嫌になる)

食べた後に聞いたら、尚更の事説得力がありました。

とても残念なことがあったとすればサービスの広がりの特性上、お客様はほぼ東京近郊に偏りがちとのこと。
全国の方にこのラーメンを食べて貰いたい!と思いました。

ここは僕も地方出身の人間として、
なにか良い案があれば、、、ご提案に行かなければ!
恐らくmixiへのビジネス参入が可能になれば、自然と地方にも知られていくでしょう。


なんと僕がお伺いした日がサービス開始後1周年の前日との事で、
サービス開始時期2名だったメンバーが、今では机の数を見ても10名前後はいらっしゃるかと思います。これまでの成功の要因として、自分なりに下記のようにまとめました。

①広告にそれほど大きな予算を割かず、
バズ・バイラルマーケティングに特化してプロモーションを行った事。
②ソーシャルメディアを上手く利用できたこと。特にtwitterが昨年大きく会員が増えたこと。(想定)
 →拡散性の高まりに大きく貢献。
③徹底的に地盤として、IT関連・広告関連の人脈が土台としてあった。
 →影響力のある方々が応援をサービスに共感し、積極的に広げようとしたこと。
  →結果としてIT業界という自らの発信力を持つ人が多い層にファンを広げられたこと。
④宅麺を食べてそれをつぶやくことが「皆に羨ましがられる」、「どこかオシャレ」、「話のネタになる」
というブランディングに成功している。
 (→商品力以外には未解明ですが、少なくともTL上は実質的にそうなっている。)
④幅広く興味がある人を受け入れられる人柄。
井上さんは勿論、他の方の対応も温かく、どこか親しみやすい対応でした。
⑤ラーメンブームが盛り上がるばかりで、実際人気店は、
入ることが出来ない状況。ユーザーのニーズが潜在的にあった。
⑥ラーメン店側としてもお店がオープンしていない状況の時間も
収益をあげられるというメリットが合致した。
 →実際に参加されている店舗は並ばずに食べれない様なお店が多い。
⑦「参加しなかったお店は一店舗もない」と言い切れる営業力。
 →参加店舗数の拡大、商品選択の幅の広がり。
⑧なんと言っても商品力。とにかく美味しい。

最後になりましたが、宅麺がを買うとどのように送られてくるのか、
一例ご紹介します。

商品詳細も予想以上に詳細に!

◎調理のコツをお伺いしたところ、「特にない」との事でした。
只面の湯で時間に関しては、注意をして見ていて欲しいとのこと。その部分に関しては説明書をしっかり読みましょう。

TIPSとして、「そんなにラーメンばかり食べてたら、体壊しませんか?」と嫌な質問したところ、「スープまで飲むと、塩分とカロリーは高いからそこは注意しないといけないけど、ラーメンは案外多くの野菜や、多くの種類の食物が一緒に煮こまれている場合が多いので、以外に栄養食なんだよ。」
とさすがはラーメン通な解答をいただきました(ペコり

僕も早速家に帰ってから2代目つじ田と家から徒歩15分ですが、並んで食べられない風雲児を購入したのですが、
到着はまで10日。一点だけ難点があるとすれば、、、、

(在庫の関係上仕方がないのですが)商品を買ってから手に入れるまでの時間がもうちょっと短くなりませんでしょうか?楽しみ過ぎて待てません!





この形で送られてきます!
ふと気づいてみれば何だかんだ分析しましたが、

今回の宅麺.COMは基本的な4P(Price,Place,Product,Promotion)を抑えています。

名店のお店がそのまま美味しく(Product)、どこでも、(Place)、適切な価格で食べられる、且つ食べている人が絶賛しているサービス(Promotion)であればそれは流行るわけです。

今回自分が想定と違っていた部分としては、
僕はグルメイノベーションさんにお伺いするまでは
「どのようにして口コミを起こさせているのか?」という風に思っていましたが、コアはそこではなく、
「美味しくて良いサービスなので、皆が広めてくれている」、
という部分でした。

宅麺.COMは僕が想像しいたよりも遥かに素晴らしい
サービスでした。そして時代にあった素晴らしいサービス。
ソーシャルメディアの影響力が大きくなるこれから、更に伸びていくのは間違いないのではないかと思います。


僕も完全にファンになったので、是非とも宅麺を広めて行こうと思います(笑)