2011年9月15日

直近のFacebook関連ニュースのまとめと年内のFacebookユーザーの増加を大胆予測!

 ここ最近Facebookのニュースがこれまで以上に目立っている。ここ1週間の大きなニュースをまとめて紹介したい。先日月間500万ユーザーを突破した、Facebookユーザー数の年内の伸びを予想してみようと思います。まずは1週間前の売上高倍増のニュースから。


ニュース①

 Facebookの売上が前年同月比倍増の16億ドル、上半期の純利益5億ドルという業績が発表された。1000億ドルとも言われる株主評価額に比べると、決して高い数字とは言えないが、その期待に応じるスピードで成長していると言えるかもしれない。



MMD(モバイルマーケティングデータ研究所)がモバイル・インターネットwebによるオンライン調査にて620人を対象に、Facebook・Twitter・mixiの利用調査を行った所、「Facebook」33,5 %、「Twitter」33,1%、「mixi」16,5%であったとのこと。これまで様々な調査を見てきたが、Facebookの利用率が最も高かったのは、今回が初めて。一般的且つ幅広いユーザーにFacebookが広がっているのを強く実感することができる。また同調査にて「Facebook/mixi利用者の実名公開レベル」、「ログイン頻度(Facebook/mixi)」が公開されておりましたので、下記ご参考ください。

MMD研究所調べ

Facebookの実名性の高さが非常に目立ち、mixiが「知人にわかる範囲のニックネームで登録している」が非常に多く、サイトの特徴を大きく反映する結果となった。


MMD研究所調べ
今回はFacebookmixiの比較になるが、比べるとFacebookの利用頻度が非常に高いことが伺える。またmixiに関して「(ほぼ)毎日使っているユーザー」、「週に一度使うユーザー」、「ほぼ使っていないユーザー」で、大体ではあるが3分割されている印象だ。


ニュース③

Facebookの「友達リスト」が進化 “親密度”を表示に反映


 こちらは14日のニュースですが、今回「スマートリスト」「親しい友達リスト」「知り合いリスト」の機能を追加し、“親密度”に応じたカスタマイズが可能になるとのこと。※日本では17日以降段階的に適用していくとのこと。
これまで日本では「実際にあった人限定」で友達になっているユーザーの割合が非常に多い印象だが、この改善にのより、「友達」のハードルが下がり、「ネット上のみのやり取りのユーザー」も「知り合い」友達として広がっていくのではないだろうか。


ュース④

Facebook、友達以外もフォローできる「フィード購読」機能を導入

 

 これは先程のニュースであるが、Facebookに大きな機能の追加があったようだ。(まだ自分のアカウントには反映されていない。)Subscribe(フィード購読)」が追加され、twitterのようにジャーナリストや著名人、政界人などのフィードを追跡することができるようになるようだ。大きく違うのは、「Subscribeボタン」が表示されているユーザーの友達や知り合いでなくても、ボタンをクリックしてそのユーザーの更新情報を閲覧できる点で、関心のある人物のコメントやオンライン活動などの情報をいつでもニュースフィードで入手できる。しかしながら(もちろんだが)、公開される投稿は「Public(公開)」に設定しているコンテンツに限られる。



ニュース⑤

 こちらは昨日のニュースですが、日本における月間アクティブユーザー数が500万人を突破したと発表した。400万人の突破は正式発表されていない為、正確にはわからないが、Socialbakers(テキストリンク)にて日々数字を追っていく中では8月10日前後に400万人を突破している。現状のSocialbakers463万人、で数字の更新がおおよそ10日に1回ということを加味しても恐らく1ヶ月半~2ヶ月以内に100万人が増加していると言えるだろう。

 これまでのtwittermixiを参考にしたところ、日本では600万~700万人を超えたあたりで「キャズム」を超えると言われており、その後飛躍的に会員数が伸びる傾向がある。そのため遅くとも1ヶ月半~2ヶ月以内にその圏内に入り、年内にも飛躍的に会員数が伸び始めることが予想される。その為年内にてズバリ750万人まで増加するのでは、と予測している。

 今回は関係性が薄い為紹介させていただいておりませんが、今朝方Facebookの米国のIPOの延期の報道があった。(起因はGroupon同様、アメリカ経済の先行きによるとのこと)これらのように「世界の巨人」Facebookの大きなニュースが毎日のように見ることができる。
 その中でも今回の紹介した中で注目したいのは、機能の追加、改変のニュースが2つもあったことだろう。大きいプラットフォームになりながらも、常に細かい修正と機能の追加が行われている印象が強く、日々変化を遂げている。そんなFacebookに今後共注目して行きたい。